ゲーム制作は

お金を稼ぐという観点で考えると非常に効率が悪く、当たり外れが大きいというかまず当たらないので、少々気持ちがやさぐれてしまいます。
今日も午前中2時間程度作業していたのですが、アクションゲームのチャージショット的なものを作るだけでそれだけの時間がかかってしまいました。
時給千円だとして、二千円かけたのに現在のところ一円にもならないわけで……。
数か月から数年かけて完成したとして、数十万円から数百万円相当の時間をかけて作ったのに、売れるのは数千円から数万円だったりするわけです。
完全に赤字です。
利益のことだけ考えたら、普通に副業でバイトでもした方がマシです。
でも、お金を稼ぎたいからやっているわけではなくて、作りたいものを作るためにやっているのであって、これ以上他のことに時間をかけていたら完成するものもしないわけで……。
このジレンマに悩まされています。
一本でも小ヒットすれば、次回作を作る足掛かりにもなるのですが、F2Pやフリプ、Steamセールなんかでタダや激安が当たり前の世の中で、同じお金を出せばプロが作った凄い作品を遊べるのに、わざわざ買って下さる方は小数です。
本来は多くの方に遊んで頂くこと自体が一番大事なのですが、ゲーム制作には膨大な時間がかかります。
叶うのなら、今やっている仕事を辞めて、ゲーム制作で食べて行きたいですが、そのためにはまず数か月から1年程度食べて行けるだけの利益を出さないといけません。
それが達成出来たら、生活費以外は制作費に充てて活動したいという気持ちです。
クラウドファンディングなんかを利用する手もありますが、今はプロがインディーズゲームを作ったりもしていて、1人2人のチーム、しかも本業ではない人間が太刀打ちできるレベルではありません。
技術的に歯が立たないならと、人気ジャンルのゲームを作ろうとしたこともありますが、そもそも情熱が無いので完成しませんでした。

現時点の結論としては、
1.作りたいジャンルのものを作る→とにかく完成させなければ始まらないため
2.作り込む→きちんと作り込めばユーザーさんにも伝わるし、ここが勝負のしどころだと思っているため
3.制作期間は可能な限り短くする→長期化すればするだけ利益面で厳しくなるため
4.販売チャンネルを拡大する→無名なので、まずは知ってもらう必要があるため
5.広報活動にも力を入れる→4.と同様の理由
というところです。

最近多忙過ぎて制作が滞っていましたが、なんとか早く完成させて一定の成功を収めたいところです。