デスノート読んでます

思いっきりブームに乗り遅れてますが、『デスノート』を読んでいます。


<あらすじ>
死神リュークの気まぐれにより名前を書くことでその相手を死に至らしめる「デスノート」を手に入れた夜神月(ライト)はそのノートで腐りきった世界を正そうと、犯罪者を抹殺していく。
対して、これまであらゆる難事件を解決してきたL(エル。顔も名前も誰も知らない。)なる人物が日本警察と共にライトを追い詰めていく……。


最初は「ウイングマンのパクリじゃねえかよ!」(若い人には分からないでしょう。そうでしょう。桂正和の連載デビュー作にして名作。ドリムノートというノートに書いたことが何でも実現する。主人公は自分をヒーロー・ウイングマンに変身できるように書き、悪と戦っていく。燃えます。萌えます。)と思って、読む気がしなかったんですが、映画化されて話題になり、色々と情報を知るにつれ、読んでみてもいいかなと思い始め、買ってみたのです。
読み始めると予想以上に安易な展開で面食らってしまったというのが正直なところです。
最初の数ページは。
気付くと結構ハマりだしている自分がいました。
主人公ライトと死神リュークの関係は、なんだか『寄生獣』の新一とミギーのようで面白いですし、ライトの描かれ方も正義とも悪ともつかないという点ではリアルであるなあと。
また、ライトとLの対決が描かれていくスタイルが新鮮に映りました。
実際のところ、「当たり前のことを小難しそうに表現している」感が拭えませんが、「これは実は凄く難しいんだ」と思い込むことで、ライトやLの凄さを味わうのが正しい楽しみ方なのでしょう。