ホラー系

のゲームを作りたいという気持ちは随分前からあります。
でも、バイオやサイレントヒルみたいな3Dゲームなんて、とても作れるわけがないし、アドベンチャーやノベルでは表現が制限されるしなあなんて自分に言い訳をしてきてここまで来てしまいました。
ここ数日サイコスリラー系やホラー系の映画を何本か観ていて、「こりゃあ映像でしか表現できないわな」とか改めて思ったのですが、はて、フリーのノベルでしっかりホラーしているものがあったのでは……と思い返しました。
ちょうどネットの知り合いの人がプレイしたばかりということで、これも何かの縁を感じずにはいられないのですが。
そのゲームとは、ここをご覧の方はご存知の方が多いかと思いますが、SUZUNEさん(http://www2.odn.ne.jp/suzune/)作の『Does Anybody Really Know What Time It Is ?』です。
サウンドノベルというシステム上制約の多い中、見事な演出とクオリティの高い画像でしっかりホラーしています。
そこで気付いたのが、私がいつの間にか技術者(プログラマ)視点で物事を見てしまっていたことです。
「技術的にこういうことは可能だ」「〜不可能だ」という判断をしてしまう癖がついてしまったのです。
こんな状態では例え優れたシナリオや演出方法を考え付いたとしても、具現化されることはありえません。
これまた丁度いいタイミングで、新しく商用サイトを立ち上げたいという友人にアドバイスをしたりしているのですが、「絵を描いたほうがいい。初めにきちんとしたイメージを作って、それ目指して作っていくべき。」という話をしたところでした。
ゲーム作りも全く一緒で、最初の段階で明確なビジョンが無ければ、そんな高度なプログラムできないからとか、そんな絵は描けないとか、何かかにか理由を見つけて自分自身で作品のレベルを落としてしまうことになります。
ああ、なんだか創作意欲に火が付いてきたかも。