吾輩はポメラニアンである

犬ではない。
ポメラ愛好家をポメラニアンと呼ぶのだそうである。
犬好きで良かった(関係ないだろう)。
正直、ポメラは超絶非力なマシンであり、比類なき脆弱なスペックかつ
単機能である。
今なら一万円も足せばUMPCを買える位、微妙に高価だったりもする。
何故そんなマシンを買ってしまう人が後を絶たないのか、今更ながら
解説しようと思うので、犬好きは読むが吉(関係ないってば)。


ポメラのハラショー(素晴らしいのロシア語)な点
・フルキーボード搭載
ATOK搭載
・動作が軽快
・起動が2秒
・ボディがコンパクト
・軽い
・電池が長持ち
・電池が汎用品
・装丁がしっかりしている
などなど


ポメラゲンナリな点
・1ファイル8000文字まで、6ファイルまで(内蔵メモリの場合)
・復帰後、カーソルが何故か左上にある
microSDカードに自由な階層を作って携帯などとやり取りするのが
普通の方法だと困難
・バックライト無し
・起動が何故か電源ボタンを長押し。終了時に長押しでいいのでは。
・電池別売り
・搭載しているATOKがちょっとへぼい
・カスタマイズ性、ほぼ無し(キーアサインも不可)
ブルートゥース無し
・複数ファイル同時編集機能無し
・Made in China(笑)
・ファイルのソートが出来ない
・辞書登録が100語まで
などなど


ゲンナリな点を色々挙げましたが、正直殆ど気になりません。
この快適さの前には微々たる問題に過ぎません。
あくまでPCと比較しての評価であって、ポメラというデジタルメモ機
としては、完成されていると言えるからです。
(厳密にPCと比較しようとすると、OSすら載っていないらしいので、
比較になりませんが)
足りないスペックがあるとしたら、それは自分自身のスペックが不足
しているというオチかもしれませんね。
笑えない。